テキストサイズ

仮彼氏。

第5章 泊まり。

「ごちそうさまでした!」

高級レストランみたいな夕食を堪能して、窓を見る


「電気は復旧いたしましたが、雷はまだおさまっていませんね」

「はい…」

さっきからゴロゴロ鳴る度にビクビクしている私


「…千晴、雷怖いんだ?」

「う″…」

図星です、はい。


「お二人とも、部屋に戻られますか?」

「あぁ、そうする」

「え、でも…」

皆といる方が安心なんじゃ…?


「いいから」

「え、ちょ…!」

手を引かれ、半ば強引に銀の部屋に戻った


ストーリーメニュー

TOPTOPへ