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仮彼氏。

第5章 泊まり。


ガチャッ



「銀、やっぱ皆といた方がいいんじゃ…」

尚も雷に怯える私を、銀が抱き締めた


「…二人っきりじゃないと、こう出来ないだろ?」

「っ…!///」

耳元で囁かれ、一気に体温が上昇していく


「仮でも彼氏なんだから、俺のこと頼れよ…」

「銀…」

眼鏡を外した銀には、色んな顔がある

Sだったり、かわいかったり、変態だったり、今みたいに優しかったり。

皆が知らない銀の顔、もっと見たいって…


この気持ちは、何なんだろう──


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