仮彼氏。
第6章 結果。
ガチャッ
「ど、どうぞ…」
「お邪魔しまーす」
優なのに、なぜか少し緊張する
「…なんか女子って感じ」
「へっ…!?」
改めて部屋を見渡すと、ぬいぐるみこそあるものの、その他はシンプル
全然女子っぽくないのに。。
「綺麗だし、千晴らしいな」
「っ…///」
そんな笑顔、ずるいって……
「なぁ…」
「え?」
「…向島のことどう思ってんの?」
「……」
銀のこと…
「…何とも思ってないよ」
「本当に?」
「…うん」
銀と私を結びつけているのは、契約という名の鎖
そこに恋愛感情は無い…はず
「じゃあさ…」
「…?」
何かを躊躇うような優に首をかしげる
「優…?んっ…!?」
!!?