テキストサイズ

仮彼氏。

第6章 結果。


バタンッ


部屋が静寂に包まれて、体の熱が一気に引いていった


「うっ…うぅ…」

涙が溢れて止まらない

なんであの時、銀の名前が出てきたの?


「好きって何っ…?」

知らない、そんな感情


「っ…」

誰か教えてよ…!



ブーブー


「梨佳だ…」

画面に表示される“着信”の文字


「…ごめん」

そう呟いて、電源を切った


ストーリーメニュー

TOPTOPへ