仮彼氏。
第1章 疲れた。
「…細いのに胸でけーな」
「っばか…!」
反射的に胸を隠そうとしたら、向島に腕を押さえられた
「隠すなよ」
「っ…///」
抵抗を諦めると、向島が満足そうに笑って私の胸に触れた
「ん…!」
なに、これ…
自分で触るのと全然違う…!?
「気持ちいい?」
「なっ…!//」
「…まぁ反応で分かるけど」
敏感な所を避けるかのように揉まれる
もどかしい刺激に身を捩ると、向島が意地悪く笑った
「…触ってほしい?」
「ぁんっ…!」
一瞬だけ触れ、また避ける
「意地悪っ…!//」
「そんな目で睨まれても苛めたくなるだけだけど?」
「っ…」
こいつーーー…!!!
「欲しいならちゃんと言わなきゃ?」
「む、無理っ!//」
自分から言うなんてっ!!!
「ずっとこのままでいいわけ?」
「そ、れはっ…//」
さっきから疼いて疼いて仕方ない
体はもっと強い刺激を求めていた
「早く言わないとやめちゃうけど」
「うぅ…」
…もうどうにでもなれっ!!!
「触って、くださいっ…!///」
ギュッと目を瞑ってそう言うと、向島がニヤリと笑った
「まぁいいかな」
「あっ…!//」
すっかり熟したそれに、向島の舌が触れる
待ちわびた快感に、体が震えた