仮彼氏。
第10章 媚薬。
「高木、終わった?」
「えぇ、バッチリです」
連れてこられたのは、姉貴の部屋
そこには、パソコンの前に座る高木がいた
「ジジャーン!千晴ちゃんのAV!!」
高木からDVDのディスクを受け取って、姉貴がニヤッと笑う
「欲しい?欲しいよね?」
「…いくらだ」
千晴には悪いけど、正直めっちゃ欲しい
姉貴のことだから無茶苦茶な値段設定してきそうだけど……
「ふっふっふ…良いもの見させてもらったから、タダであげちゃおう!」
「まじで!?」
…姉貴、たまには良いことするじゃん
まぁ良いことではないけど。。
「はい、これ高画質高音質のすごいやつだから!
千晴ちゃんと一緒に見てねー♪」
「…そんなことしたら、俺千晴に殺されるから。」
一人でじっくり見よう、うん。