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仮彼氏。

第1章 疲れた。

「っはぁ…」


唇が離れると、向島が私の頭を撫でた


「…全部入った」

「っ…!//」


もう一度結合部を見ると、確かに全部入っている


「っ…やっぱキツいな」

苦笑いする向島を、なんとなく抱き締めた


「…ん?」

「…汗臭い」

「っお前なぁ…」
「でも嫌じゃないっ…!///」

「……」


…って私は何を言って!!!?



「…お前が悪い」

「え?…きゃっ!」


いきなり腰を動かされ、少し痛みが復活した

「むこうっ、じまっ…!」

「っ…何?」

「い、たいっ…」


私がそう言うと、向島の動きが一瞬止まった

「……」

「向島…?」

「…ごめん
でもちょっと止まれそうにないわ」

「え!?…やあぁっ!!」


動きが再開され、段々快感が痛みを上回っていくようになった

奥を突かれる度、声が漏れる


「んぁっ、あっ、やぁっ…」

「っ気持ちよくなってきた…?」

「あっ、ぁんっ…!」


答える余裕なんてなくて、ただただ喘ぎ続けた


「っやべー、イキそう…っ」

「わたしっ、も…!」


腰の動きが激しさを増し、向島が顔を歪めた


「っ…」

「あぁっ──!!」



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