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仮彼氏。

第12章 センセイ。






「…父さん」

「おぉ、銀!久しぶりだな!」

リビングで本を読んでいた父さんが顔を上げる

海外出張から今日の昼頃帰ったばかりのはずなのに、結構元気そうだ


「…そちらのお嬢さんは、銀の彼女か?」

父さんが目線を千晴に移す

その問いには答えずに、千晴を連れて父さんの座るソファの前に立った



「俺、この人と結婚する」


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