テキストサイズ

仮彼氏。

第3章 テスト。



「まぁいいじゃん
面白そうだからやろ?ね?」

梨佳に見つめられ、少し戸惑う

まぁ確かに賭けみたいなのがあった方がやる気でるか…


「…うん、分かった!」

「やったー!!」

私に抱きつく梨佳を見て、優が溜め息を吐いた

「お前らまじかよ…
…黒田、ぜってー勝つぞ」

「おうよ!」

そのまま作戦会議を始めた二人

私、完全に取り残された……


「千晴」

「…?」

名前を呼ばれ顔を上げると、優が私を見て笑った


「ぜってー勝つから覚悟しとけよ」

「っ…!」

ちょっとドキッとしたけど…


「私たちが勝つもんねー!」

べーと舌を出すと、優の顔が赤くなった


なんか、楽しくなりそう…!!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ