仮彼氏。
第3章 テスト。
「それだけ守ればいい
それ以外は普通の恋人と同じようなことする
で、どうよ?」
「……」
この契約に同意すれば、この疼きを銀に満たしてもらえる…
「……分かった
いいよ、それで」
「…じゃ、契約成立ということで」
銀が笑って、さっき直した服をまた取り払っていった
「…胸でかくなってね?」
「んなっ…!//」
私が顔を赤くするのを見て、銀が満足げな表情を浮かべる
ドSめ…
「よっ…と」
「きゃっ!」
銀が私の脇に手を差し込み、軽々と持ち上げる
一旦下ろして立たせると、横抱きにして歩き出した
フワッ
「わ…!」
ベッドに優しく下ろされ、シルクのシーツの感触に感動する
ほんとに気持ちいい…
「…本物のお姫様みたいだな」
「っ…//」
あまりにも愛しそうに見つめるから、ドキドキしてしまう
その瞳のまま私をゆっくり組み敷く銀
なんか、王子様みたい……
「んっ…」
なんて思ってたらいきなりキスされて、息継ぎさえままならない口付けに頭がクラクラした
「はぁっはぁっ…」
「…エロい顔」
「っ!//」
私の濡れた唇をペロッと舐める銀
お前の方が100倍エロいわっ!!