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好きになったのかも。

第1章 初めて




「ん?」


目をこすりながら、私の顔をしっかり見つめる。


「私ごめんなさい、記憶なくて…」


「凛ちゃんでしょ。」


「えっ、なんで…?」


「だって、昨日聞いたから。」


そう言うと、私をもう一度ベッドに戻す。

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