無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

それから俺は
寺田と野球をした


冬実に
前と同じとこで
野球をすることになったと
メールを入れたけど


ずっとずっと
気にしながら
野球をしてたけど


冬実から
メールの返事はなく


野球を見に来るなんてことも
なかった



帰りに
飯を誘われたけど

寝不足だからと
断って
俺は家に帰った



寺田には

ちょっと
彼女と喧嘩したと伝えた



何も
言わないまんま
ここまで
来たから


何から話せばいいのか
わからなくて


なんだか




何も
話せなく
なっちまってた




話すきっかけは

いくらでも…あったのに…