テキストサイズ

嵐BL:壊れるほど抱きしめた

第4章 ニノの嘘

【ニノSide】

ニ「こっ告白されたあ!?」

VS嵐の収録帰り、オレはスタジオから翔さん家に直行して来た。

翔さんに、どうしても今日会いたいって頼まれたから。

翔「うん、オレ、つい先日に告白されたんだよ、、
オレはその人に対して恋愛感情ないけど、
でも相手はすごく真剣で、、、」

ニ「へ、、へぇ、、、」

翔「、、だからさ、ニノ。もうこういうハンパな関係やめにしない?」

ニ「えっ」

翔「オレはニノのこと、本当に大好きだよ。でもオレらの関係って、、、所詮カラダだけだし。」

それよりもオレは、オレに対して真っ直ぐに好きって言ってくれる奴とちゃんと向き合うべきなんじゃないかな、って思って………」

オレはこの時、かなり焦っていた。
翔さんに告白してきた相手、、、もちろん、相葉さんだろう。

てっきり翔さんは相葉さんをフるだろうと思ってたのに。

このままでは、、、相葉さんが…俺の相葉さんが、盗られてしまうかもしれない、、、

ニ「、、、翔さん、それって…告白してきた相手は相葉さん…ですよね?」

翔「えっオレ相葉くんだなんて一言も、、」

ニ「でもそうなんでしょ?」

翔「、、、うん。なんで分かんだよ、、」

ニ「そりゃあ身内の話ですしね。
ていうか、翔さんは松本さんにも告白されたんじゃないんすか?
松本さんは恋愛対象じゃないってことですか?」

翔「え?ああ、潤?
アイツとはそんなじゃないよ。可愛い弟みたいなかんじ。」

ニ(はあ、なるほど…潤くんもつくづく残念だね。

まあそれより今は、翔さんと相葉さんがくっつくのを阻止しないと)

そう思ったオレは、翔さんに相葉さんを奪われぬよう、一芝居打つことにした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ