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第2章 2


「孝之~行くぞ!」

「はい」

あきらと拓哉と3人で孝之の携帯と服を選んでくれると言い街に出たのだ

「まだ18だから携帯わ俺が作るからな。」

「ありがとう、あきら!!」

「あぁ…スーツわ、好き嫌いがあっからな」

「任せるよ、あきらと拓哉に」

買い物が終わり、ファミレスに入る

あきらと拓哉の仲の良さわ、見るからにわかる


「何か2人とも幸せそうで。」

「あきら、孝之…なんて?」

「し、あ、わ、せ、そうだってさ」

手話をしながら話す

「うん!!とっても」

「孝之……お前……連絡したい奴とかいたら電話しろよ」

「あ…いないから」

一瞬…ひじりのことが…頭をよぎる

「それならいいけど…後悔わすんなよ!!」

1日遊び回りマンションに帰ってきた

あきらと拓哉わ、2人でホテルに泊まると言い出て行った

ふと…机の引き出しを開ける孝之

…ひじりの名刺…

裏に番号が…

…ひじり…もう忘れたよな、俺のこと…

携帯を取り出し番号にかけた…

しかし、ワンコールで切ってしまった…

かかってもこなかった…

ホッとした…

でも、あの日のことを思い出していた……

ひじりの手…で、扱かれ…ひじりの声…が、鮮明に残っていた…

「…うっ…はぁ…はぁ…はぁ…あっ……」

椅子に座ったまま、ズボンを下げ、あの日のことを思い……手を動かしていた

「あっ…はぁ…んんっ…んんっ…あぁ…あぁぁ……イクっ…あぁぁ…!!」

手のひらに欲望をぶちまけると…ベッドに倒れ込み深い眠りについた。

…ひじり…

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