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第1章  1


「仕事行くから、適当に食べて、適当に楽にしてていいから。出てってもかまわないけど、その身体ぢゃ…2日ともたないからな…行ってきます」

「……………」

佐久間が出て行った。

「どうすっかな……これから……はぁ」

肩を落とす孝之…

静かに時間が流れ…夜になる

ベッドに横になり…眠りについた


「ん……」


夜中目を覚ます孝之


リビングに行くと佐久間がパソコンに向かい仕事をしていた

しばらく様子を伺う…

「何か…用か?」


佐久間に気付かれる

「あ…いや…何も」


「何か飲むか?」


「…いや…大丈夫」


「いいから座れよ…」

佐久間わ、ココアを作り孝之の前に置いた

「ほら、温まるぞ。」

「……」

「未成年だから酒わ、やれないからな(笑)」

「………」


「これからどうする?あてあるのか?」


「……叔父のところに…」

「そうか…なら良かった…身体良くなったら送ってやる」

佐久間が孝之の頭を撫でた

「………」


「早く飲んで休めよ…」

「はい。」


孝之わ、佐久間を少し意識してしまった。

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