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第1章  1


「行ってきます。」


「うん」


「レンジで温めて飯食えよ。」

「あぁ」



一緒に暮らして1ヶ月が過ぎた

佐久間といる時間が孝之にわ、心地よかった。


「ただいま。」

「おかえり」

「飯、作っておいたから……食えよ」

「孝之が作ったのか!!」

「あぁ…まずかったら食わなくていい…」

「いただきます」

食べ始めた佐久間


「うまい!!孝之!!料理したことあんのか?」

「一人だったし…自分のことわ自分でやってたし…」

「偉いな。よく頑張ったな…!!」

「……」

「孝之…遠慮わしなくていいから欲しいものとか行きたいとこあったら言えよ」

「…ん」


「そうだ!!髪切ってやるよ!!気になってたんだ!!」

随分切ってなかった孝之の髪わ、目にかかり、後ろも首の遥か下まで伸びていた

「自分でやるよ…」

「遠慮すんな…こう見えて俺医者やる前、カリスマ美容師目指してたんだぜ!!」

「…クス…」

微笑する孝之


「可愛いぢゃん…もっと笑っていいよ。」

「うるせ…さっさと切れよ…」

「はいはい…(笑)」


「よし!!おっけぃ!!」


鏡に映る自分にビックリした…

…俺?

「孝之…モテたろ?」


「んなことねぇし」

「シャワーして髪流してこい!!」

「あぁ…」



蛇口をひねりシャワーを出す。

「孝之!!着替え置いとくからな!!」

「あぁ…サンキュ…」


ガチャ…

佐久間が入ってきた

「身体流してやるよ」

服を着たまま佐久間が孝之の後ろに周り座らせた

背中をスポンジでゆっくり動かす。

「痒いとこないか?」

痒くわ…ない…けど……………雄が………ヤバい………

タオルで隠す孝之


「どした?」


「もう、大丈夫だから……」

「よし…流してやるからな…!!」

シャワーを持ち孝之を立ち上がらせ流し始めた

……早く…出てってくれ

「孝之……お前……」


「いいから!!出てけって…!!」

佐久間を追い出し扉を閉めた


見られた…見られた…見られた…恥ずかしい……

……男に発情してどうすんだ俺……

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