
蛹
第1章 1
「佐久間先生!!今日当直ですよね?」
「私もです!!宜しくお願いします」
「こちらこそ。」
看護士の鮎川みどり。
佐久間に気があるのだろう。
「佐久間先生…夕食どうしますか?」
「僕わ、自分の部屋でとりますから大丈夫です」
「そうですか…」
残念そうに肩を落とす鮎川
…コンコン
佐久間の仮眠室に鮎川が来たのだ
「どうしたんですか?急患ですか?」
「先生!!」
いきなり抱きつかれベッドに倒れ込む二人…
「鮎川さん!!やめてください!!」
「先生!!…私…」
ナース姿の鮎川…佐久間に馬乗りになり…服を脱ぎだした
上半身…ブラ一枚になり佐久間に抱きついた
「先生…いいですよ」
「鮎川さん…服着てください。」
「嫌っ…!!恥かかせないで先生!!」
ナース服を全て脱ぎ捨て下着だけ付け佐久間に抱きついた
「佐久間先生……お願い……お願い…」
「鮎川さん…止めましょう…」
鮎川わ、佐久間のズボンに手をかけベルトを外し…ズボンを下げた
パンツの上から手を入れた瞬間佐久間に突き飛ばされた
「きゃっ…」
「やめてくれないか」
「先生…いいんですか……私…このままの格好でここから泣きながら出ていってもいいかしら…(笑)」
「鮎川さん…」
「先生………ねぇ…一度でいいの…ね…」
「ふぅ………キミも他の看護士と一緒か。」
「え?」
「キミだけわ…こんな真似しないと思っていたのに…残念だよ」
「先生…?他にも同じことされたの?」
「…出てってくれないかな…」
「先生…」
「今日のことわ、なかったことにするから…出てってくれ」
…はぁ…疲れる…
…孝之…何してっかな…
あれ…今…俺………
