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最近、忙しくてお互いに一緒に帰れない日々が続いていた…ある日に友紀からメールが届いていた
『彼氏と別れんだ』
それだけの一文

メールの着信は二時間前…
ここはそっとしとくべき？それとも電話？


「もしもし？」
えっ………
「あっもし」
友紀が出たっていうより悩んでいたはずなのに…電話してるし、しどろもどろに
「どうしたの？」
ですよね、電話したんだもん…
どする、大丈夫とか聞く？いやいや…そこは
なんて考えてたら
「優衣、考えながら電話したでしょ？」
しばらくして、考えを見透かしたかのように
「えっ…あ～うん、ね」友紀は電話口で爆笑していた
「今、駅前にいるからどっか行こう」
「あ～急いで行く」
それだけ伝えると駅に向かった