叶わぬ恋でも君のために。
第9章 止められない想い
今日もまた切ない一日が始まる。
秀ちゃんの部屋に向かって長い廊下を歩いているとあれ以来に見る、拓実君の登場だった。
「おっ、眞子ちゃんおはよう♪」
「おはよう。」
実はあれから毎日のように心配してメールをくれる拓実君。
“今日は何も無かった?”
とか、そんな些細な言葉だけど、
私の心は癒されていた。
そういえば、
昨日はちょっと意味不明な文があったっけ…。
「ねぇ、昨日のどういう意味?」
「何が?」
「私に真面目じゃないところがあるって…。」
「あぁ…それね…。」
「…?」
「だってさ…、いつもメール最後に送るの俺でしょ?」
「…ん?」
「メールってさ…自分が最後に送ってから終わりたいって思わない?」
相手が秀ちゃんだったら…そうかもしれないけど。
それに…
「拓実君におやすみ、ってメールしてもありがとう、ってメールしても絶対返事送ってくるでしょ?
それにまた返してもいつまでたっても終わらないじゃん。」
秀ちゃんの部屋に向かって長い廊下を歩いているとあれ以来に見る、拓実君の登場だった。
「おっ、眞子ちゃんおはよう♪」
「おはよう。」
実はあれから毎日のように心配してメールをくれる拓実君。
“今日は何も無かった?”
とか、そんな些細な言葉だけど、
私の心は癒されていた。
そういえば、
昨日はちょっと意味不明な文があったっけ…。
「ねぇ、昨日のどういう意味?」
「何が?」
「私に真面目じゃないところがあるって…。」
「あぁ…それね…。」
「…?」
「だってさ…、いつもメール最後に送るの俺でしょ?」
「…ん?」
「メールってさ…自分が最後に送ってから終わりたいって思わない?」
相手が秀ちゃんだったら…そうかもしれないけど。
それに…
「拓実君におやすみ、ってメールしてもありがとう、ってメールしても絶対返事送ってくるでしょ?
それにまた返してもいつまでたっても終わらないじゃん。」