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叶わぬ恋でも君のために。

第11章 君のこと。

もう…拒めなかった…。


ベッドの上に運び込まれ、君にゆっくりと裸にされていった。


君も服を脱ぎ捨てて私の身体に肌を重ねた。




「眞子ちゃん…気持ちいい?」




そう言って、私の全身にキスを落としながら
数ヵ所には痕を残していく…。



「眞子ちゃんは…俺の物。」




子どもみたいなセリフが素直に嬉しかった。








「眞子ちゃん…。

この身体…俺の物だからね?」



「…///う、うん…。」




「絶対誰にも触らせないで…

わかった?」




「うん…///」








君は…朝まで私を抱き続けた。



何度“好きだよ”って言われたのか
数え切れなくて…。



朝、目が覚めると君が私に付けた赤い印も
数え切れない程に増えていた。

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