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叶わぬ恋でも君のために。

第11章 君のこと。

太陽に照らされながらも隣でまだ眠っている君の寝顔が、一段と綺麗に見えた。


頬を何度か優しく撫でていると
秀ちゃんは“フッ…”っと笑って目を開けた。


「おはよう、眞子ちゃん♪」

「おはよう…///」


私の頬に手をあてる君。


「今、何時?」

「10時過ぎたところ。」


「一緒にお風呂入ろっか?」

「えぇっ!そ、それはまだ無理だよ…。」



「何で?」

「なんでって…。」


「心配することないよ。もう眞子ちゃんの身体のことは知り尽くしたから♪」



寝起きから刺激が強過ぎるよ…。






「眞子ちゃん…?








もっと、


君のこと…知りたいんだ…。



心も身体も、もっと触れたい。」





!!!





“心も”---




その言葉、すっごくすっごく嬉しい…。

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