テキストサイズ

叶わぬ恋でも君のために。

第2章 仕事に生きる。

この年になるとお給料もいい額をもらっている。
恋人も居ない私が今唯一楽しみにしていることは貯金だ。


好きな仕事でお金が増えるなんて幸せ…。




私は、仕事に生きる。


出世してもっと自分に自信を持ちたい。










恋なんて必要無い。


私には…恋なんて必用無いんだ。







そう自分に言い聞かせながら


二年前に別れた彼を思い出していた。




私が初めて好きという感情を持った人。


振られた時の胸の痛みは




今も癒えてはいなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ