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叶わぬ恋でも君のために。

第7章 恋人迷路

私は---


どんな想いでゴールを目指せばいいの?



君は…どんな想いでゴールを目指すの?



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………………………



暑いな…。


向日葵の背が高くて、周りには向日葵しか見えないし…。



これが、当たり前なの?



ちっとも楽しくない…。


周りが見渡せないのにゴールを予測なんて出来ないじゃん。



15分くらい、さ迷ったままだ。


普段、運動してないから脚がキツイな…。


秀ちゃん…もうゴールしたのかな…。




そう思いながらその場にしゃがんだ時だった。




「眞子ちゃーん!」




!!!



秀ちゃん?




「眞子ちゃーーーん!!」



段々声が近付いて来た。



秀ちゃん…。




「秀ちゃーん!!」



声の聞こえる方に向かって名前を呼びながら走った。


足音も近付き合う…。








突き当たりを曲がると



私を見つけてホッとした顔の秀ちゃんが居た。


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