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叶わぬ恋でも君のために。

第7章 恋人迷路

約束の時間になって秀ちゃんの部屋に行くと
相変わらずパンツ一枚で寛いでいた。


そしてテーブルには沢山のお料理が既に並んでいた。


「眞子ちゃん、待ってたよ♪

さぁ、どうぞ♪」




乾杯をして料理を食べ始めた。





ルームサービスに高級料理。


それなのに、裸ってところが君らしい。






楽しかった今日を振り返りながら私達は


笑っていた。





料理を食べ終える頃、誰かがドアをノックした。



お互いに“?”って表情をした後、秀ちゃんが服を着てドアに向かった。


秀ちゃんが外側を確認してドアを開けると
入ってきたのはホテルマンと


バースデーケーキだった。





「柳田様、お誕生日おめでとうございます。」

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