アクマにアソコを貸しました
第8章 彼氏いない(処女)歴=年齢じゃダメですか
何やらごそごそとしている気配と「うっ」という呻き声。それに続いて、ケィシも左腕を突き出した気配がした。
「ぐっ…」という呻き声と同時に、殊更強く胸に押し付けられた。
く、苦しい。そう思って身動きした瞬間
「見るなっ!」
そう言われると、反射的に見てしまうのは何故だろう。
床に描かれた円に囲まれた模様、その真ん中には
――二つの――手首?
「ひっ…ん、む…」
悲鳴をあげそうになった瞬間、再び唇を塞がれた。包みこむようなケィシのキスに、悲鳴が呑み込まれていった。
フォォォ…ン
という作動音と、目を閉じていても分かった程膨らんで弾けた強い光。
「梓穏」
後ろから耳元で囁かれ、温かいものが耳に差し込まれた。
「んっ…」
思わず鼻から抜けた声が酷く甘ったるかった。
「ぐっ…」という呻き声と同時に、殊更強く胸に押し付けられた。
く、苦しい。そう思って身動きした瞬間
「見るなっ!」
そう言われると、反射的に見てしまうのは何故だろう。
床に描かれた円に囲まれた模様、その真ん中には
――二つの――手首?
「ひっ…ん、む…」
悲鳴をあげそうになった瞬間、再び唇を塞がれた。包みこむようなケィシのキスに、悲鳴が呑み込まれていった。
フォォォ…ン
という作動音と、目を閉じていても分かった程膨らんで弾けた強い光。
「梓穏」
後ろから耳元で囁かれ、温かいものが耳に差し込まれた。
「んっ…」
思わず鼻から抜けた声が酷く甘ったるかった。