アクマにアソコを貸しました
第10章 イカ?いいえ、津島です
それに加えて蘇芳の人気が上がったのも、イケメンが支店から長期出張に来ているのも、俺がモテなくなった一因だろう。出張はともかく、蘇芳の人気が上がった、って何故今まで人気がなかったのかは不思議なところだ。前からいたのに、目立たなかった…のか?
つまらなくなった日常に、久しぶりの春がやって来た。社内でも人気の、背が小さくて目の大きな可愛い後輩に誘われたのだ。
「あのっ、先輩ちょっとよろしいですか…?」
小柄な彼女は男性を見上げる格好になる。すると自然と上目遣いになって、何とも可愛らしい。
「あの、先輩…?」
「あっ、ゴメンゴメン。うん、どうした?」
いかんいかん、見とれてしまった。
「今度お時間いただけませんか?相談に乗って頂きたいんです」
おぉ!誘いの常套句だね!久しぶりの恋の予感に胸が高鳴った。
つまらなくなった日常に、久しぶりの春がやって来た。社内でも人気の、背が小さくて目の大きな可愛い後輩に誘われたのだ。
「あのっ、先輩ちょっとよろしいですか…?」
小柄な彼女は男性を見上げる格好になる。すると自然と上目遣いになって、何とも可愛らしい。
「あの、先輩…?」
「あっ、ゴメンゴメン。うん、どうした?」
いかんいかん、見とれてしまった。
「今度お時間いただけませんか?相談に乗って頂きたいんです」
おぉ!誘いの常套句だね!久しぶりの恋の予感に胸が高鳴った。