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アクマにアソコを貸しました

第1章 不可抗力じゃないですか

毎日、毎朝、代わり映えのしない日常の繰り返し。


私は今まで彼氏いない歴=年齢。


別にそれを気にした事も、当然ながら、しょ…処女であることを恥じた事もない。興味は、無くもないけど…


ドンッ!

ぼんやりしていたせいで、曲がり角でサラリーマンにぶつかってしまった。

「失礼」
「いえ、こちらこそ」


たったそれだけ。
それだけだけど、相手がイケメンならラッキーだと思ってしまう。免疫が無くて幸せの沸点が低いというのは、それだけで幸福に近いといえよう。


…良い意味で。


パリン…


ん?踏み出した一歩で非常ぉーーに不吉な感触を感じた。



見ますか?
・yes
→no


私は足元の感触をスルーするスキルを使った!



…………って訳にいくかぁぁ!!



腕時計とか宝石だったらどうしよう!?


弁償マジで無理なんですけどぉーーー!!!

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