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アクマにアソコを貸しました

第2章 これってモテ期じゃないですか

一息つくと、さっきの体験の火照りよりも気持ち悪さの方が勝ってくる。

「ケィシ、遅いよ…」

「お前がさっさと俺を呼ばないからだ」

「そっか、ゴメン」

私のせいなのかは知らないが、反射的に謝ってしまった。なんか理不尽。


「でも助けてくれてありがとう」

お礼はきっちり伝えなければいけませんからね。なんて大人な私。


謝った私に驚いて濃い紫の瞳をみはったケィシ。白い肌とのコントラスト、最高。


「とにかく気を抜くなよ。
そんな事よりも、遅刻するぞ」

そう言って背中に添えた手を、スッと下へ動かした。するりとお尻を撫でてから私の前を歩き出した。


えっち!車掌さーんこの人痴漢です!


小走りに背中を追いかけた。あれ?いつの間にか濡れた下着の不快感がなくなっている。


後で確認すると下着は洗いたてのようにキレイになって乾いていた。

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