アクマにアソコを貸しました
第6章 ロスタイム上等じゃないですか
マソォはケィシの背中をパンパンと叩いた後、体を離して私に向き直った。
「梓穏今までありがとう。初めまして――本当は二度目まして、なんだけど覚えているかな?」
私の顔を覗きこむように顔を近づけてきた。ケィシの顔して優しい目をしないで。
「お、覚えてます…多分。
あの時は助けてくれてありがとう」
赤い顔して目を逸らせば、クスッと笑って抱き締められた。
「こうしてみたかったんだ。漸く望みが叶ったな」
ケィシは何も言わずに私たちを見守っていた。
さっきまで同体だったからか、マソォは鼓動もオーラもとても心地がいい。
――どれ位経ったのか、会議室の中は既に薄暗くなりつつある。
「………とりあえずここに居てもしょうがない。今日は帰るか。梓穏、荷物はこれだけか?」
――差し出されたのはコンビニ袋一杯のお菓子。
ちょっとぉぉお!
それは私のおやつのストックだから!明らかに荷物じゃねーし!
「梓穏今までありがとう。初めまして――本当は二度目まして、なんだけど覚えているかな?」
私の顔を覗きこむように顔を近づけてきた。ケィシの顔して優しい目をしないで。
「お、覚えてます…多分。
あの時は助けてくれてありがとう」
赤い顔して目を逸らせば、クスッと笑って抱き締められた。
「こうしてみたかったんだ。漸く望みが叶ったな」
ケィシは何も言わずに私たちを見守っていた。
さっきまで同体だったからか、マソォは鼓動もオーラもとても心地がいい。
――どれ位経ったのか、会議室の中は既に薄暗くなりつつある。
「………とりあえずここに居てもしょうがない。今日は帰るか。梓穏、荷物はこれだけか?」
――差し出されたのはコンビニ袋一杯のお菓子。
ちょっとぉぉお!
それは私のおやつのストックだから!明らかに荷物じゃねーし!