素直じゃない契約
第7章 熱い海
「ほら、沙羅」
手をグッと恭介に捕まれて、引っ張られた。
「ちょ、近いって…」
「見せつけるためやーん、ほらあーん」
仕方ないので、焼きそばを大量に口に入れてやる。
「んご!?!?もっもいめごみあ!」
結憂がいたところを見るといなくなっていた。
今日はどうしたんだ…??
『沙羅達ラブラブ過ぎぃ~♪熱いねぇ~』
『何かあの沙羅がまさか!!!って感じだな』
「うるっさい!!!どっか行ってもう!」
『たっくん行こっかぁ~♪なずもラブラブしてこよぉーっと』
なずな達は手を繋いでどこかへ行った。