素直じゃない契約
第8章 荒れる台風
『それじゃ僕は部屋に戻るよ』
「あ、うんありがとう!!」
理生くんはろうそくを灯して帰っていった。
「俺らも戻るかー」
「ん、そういえば何買ってきたの??」
「ろうそくとかやな~、離れにはない思うてな」
「ふーん」
懐中電灯で照らして離れへ歩いていった。
「もうすぐ夏終わるな~」
「秋は……文化祭だっけ、だる……」
「だる言うなや~(笑)一緒にまわろうなー♪」
「えー」
「このイケメン恭介様と一緒に歩けるんやで??光栄に思えや!!!」
秋かー…
まぁ楽しみかな。