テキストサイズ

素直じゃない契約

第12章 2度目



カツカツカツ…

屋上への階段をのぼっていて、
初めて恭介を見たのが屋上だったのを思い出した…

まさか公園でまた出会って
あたしと婚約するとはね。
思いもよらなかった…

屋上に出るドアを開けるとき、
もしかしたらいるかもしれない…

少し期待をしてしまっていた。


ガチャ


一気に日の光が目に入って
眩しかった…

屋上の方へ目をやると…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ