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素直じゃない契約

第13章 理生の決意



「ほぉー、脱走を企んどるやな~」

「いっ!!!」


本家の方から恭介が庭へおりて歩いてきた。


「ち、違くて~、あのしゅ、食器をどうしようかあなーなんて思って…」

「…沙羅は顔に出やすい言ったん覚えとらんのか?」

「う…」

「ほら、離れに戻りや」


恭介に後ろから押され離れへ戻る。


「はー…暇だし恭介の部屋をあさろーっと」


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