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素直じゃない契約

第14章 心の変化



これでゆっくり紅茶が飲める…。


『ねえさんワンピース似合うね♪』

「えぇ!?あり、あ、ありガトウ…」


突然誉められたので片言になってしまった。


『ところで、兄さんと僕どちらを選ぶか決めた?』

「えっ…それは…何も決めてな…」

『ねえさんが本当に想った方で良いよ。
まぁすることがあるから、早めが良いけどね…』

「すること…??何をするの??」


質問をすると理生くんは答えずただ曖昧な笑顔だけ。


「何で…今まで慕っていたお兄さんでしょ??
今から帰ろう??」


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