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素直じゃない契約

第2章 突然の同棲



あたしは誰だか出ていかなくても分かっていた…


ガチャッ


『よぉ、姉ちゃん。どうするか決めたか??』


昨日の取り立て屋だった。
払うって言ってもあたしの金じゃないから何て言おうか迷っていたら…


「一括で、払うでー」


リビングからいつの間にか来ていた。


『何だお前?』

「沙羅の婚約者やねん。俺がイケメンやからって見惚れちゃあかんで~♪」


その時あたしの腰を抱いてきてこいつの胸に顔が当たるくらい密着した。






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