素直じゃない契約
第4章 お互いの距離
「ちょっ!!!待って!!!見ちゃった!?!?ねぇ!!!!!!」
下着を隠そうと思って湯船から上がろうとしたら、
シャンプーのついた指が恭介の目に入ってしまった。
「ぬぉわぁぁぁぁぁ!?!?目がぁぁぁぁ!!!何や何や!?目がしみるで!!!バルスか!?沙羅、バルスって言ったのか!?!?」
「ラピ○タか!!!ごめんって、そんなに痛かった!?」
恭介がかなり痛かったようで、目をつむりながら浴室を駆け回る。
「ちょ、待って待って!!!シャワーで目を洗って!!!」
「シャワー!!!シャワーどこや!?!?」
恭介がこっちに走ってきた。
「ちょ、ストップっ…」
ムニッ
「」
「お??」