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素直じゃない契約

第4章 お互いの距離



「腹へったー…」

『食堂行こぉー…あっ!!!』


なずなが立ち止まって一点を見つめていた。
その視線の先を見ると…


「恭介…?」


と女の子?


『隠れて隠れて!』


外の体育倉庫の裏の方で恭介と女の子が話していた。
あたしたち3人は校舎内にいたので開いてる窓の下に隠れた。


「ちょ、お昼…」

『しぃっ!!!』


なずなに怒られた。


「何やこんなとこで??」

『えっと、あのぉ…』

「ん??何やねん、告白かぁ??」


いや、ストレートに聞きすぎだろ…




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