素直じゃない契約
第5章 波乱
ー…
今日のゴミはプリント類のみのゴミだったらしく、
ゴミ収集所は臭くなかった。
「はぁー…重た」
ドサッ
帰ろうと振り向いた瞬間…
「は??」
そこには、女の人達5人ほどいた。
「松岡沙羅??」
一目で3年の先輩だと分かった。
昼間、恭介に告白された人がいたから。
「何の用すか??」
面倒事は起こさないよう、下手にでた。
「あんた、恭介くんの彼女なんですってねー」
でました、女の修羅場。
なずな的中したなー。
「そうすけど」
「こんな女がなんでっ…可愛くもないし、性格悪そうな顔してるのに」