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素直じゃない契約

第6章 夏



『恭介先輩からぁー??♪』


なずなが不意に携帯を覗きこんできた。


「ぶぁ!!」


思いっきり携帯を伏せた。


『おーい、そこうるさいぞー』

『どうしたの??』

「あーはは、ちょっとね」


<来なくていい。帰ったら殴る。


よし。


「ところでどこの海に行く??」

『それはもう決まってあるんだぁ~♪』


なずながニヤニヤしている。
何を企んでいるんだろう…


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