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俺たちは恋人同士

第11章 路地裏

雅紀「もしもし?ニノ?今何してるか
なって電話したんだけど?」

和也「相葉…さん…」

雅紀「ニノ…?どうかした…?」

和也「うぅ…ヒック…ヒック…」

俺は泣きながら、

和也「相葉さん…!相葉さん…!」

彼の名前を呼び続けた。

雅紀「ニノ…⁉︎ 今、家?」

和也「違う…三丁目の路地裏…」

雅紀「分かった、今行くから!」

電話を切り、彼を待つことにした。

10分後。

雅紀「ニノ…‼︎」

彼は、息を切らし俺の元に来た。

ギュッ…‼︎

俺はすぐに彼に抱きついた。

和也「相葉さん…!」

雅紀「大丈夫…?ニノ…何があったの?」

和也「怖かった…怖かったよ…」

彼は、背中をトントンしながら、

俺をなだめてくれた。

雅紀「ニノ…どうしたの…?あっ、話し
たくなかったらいいよ…?」

和也「ヒック…実は…」

俺はさっきの出来事を話した…

雅紀「…⁉︎」

和也「ちょうどよく、相葉さんが電話
してくれたから…」

雅紀「ニノ…」

彼は、俺の頬に手をあてた。

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