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俺たちは恋人同士

第38章 行方

和也「ごめん…気になって後を着いて行ったの…それで友達の家に入っていく所を見たから…」

雅紀「あっ、そうだったの?」

和也「怒ってない…?」

雅紀「怒ってないよ?ニノの方こそ怒ってない?」

和也「えっ…」

雅紀「俺、またニノに言ってなかったから…それで怒ってるかなって…」

彼は俺の目を見た。

和也「もう怒ってないよ…」

雅紀「じゃあやっぱり怒ってたじゃん…」

和也「だって…約束を断られたら…」

俺は彼の肩に顎を乗せた。

和也「さみしいじゃん…恋人だから…」

雅紀「そうだよね…ごめんね…?」

彼は体を離して唇を重ねた…

和也「んっ…」

甘い口付けをする彼…

体が熱くなるのが分かる…

慣れてないのがまだあるのかも…

唇を離して、

雅紀「ニノ、唇が熱いね…?」

和也「逆にあなたのは冷たい…」

すると彼はおでこをあてた…

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