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俺たちは恋人同士

第59章 眠り

雅紀「やだぁ…言わない…やぁ…」

彼は反対方向に顔を向かせた。

和也「じゃあ…」

俺はそのまま膝立ちして彼の耳に息を入れながら口に含む。

雅紀「ひゃぁ…」

そのまま甘噛みして舐めると、

雅紀「あぁん…!やぁ…あんっ…!だめ…」

和也「引かないよ…?だから聞きたい…」

耳元で囁くように言うと、

雅紀「はぁ…ん…っ…ぁ…」

俺は彼の顔を向かせる。

彼は顔を真っ赤にしながら…

雅紀「ニノと…」

和也「ん?」

雅紀「ニノと体を重ねる…夢見てたから…恥ずかしい…」

彼は目をうるうるさせながら見た。

和也「なんかこっちが恥ずかしいよ…」

雅紀「言わない方がよかった…」

和也「じゃあさ…」

俺は彼の手を握り…

和也「現実で重ねよ…?そっちの方がもっといいんじゃない?」

彼は小さく、

雅紀「うん…」

笑顔で返事をした…

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