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俺たちは恋人同士

第69章 旅行

俺は彼の肩を叩く。

返事は無し…

俺も体を反対にして寝ることにした。

すると、

ゴソゴソ…

俺の布団から何か動いている…

雅紀「ニノ〜ごめんね?寂しかったでしょ?」

彼は俺の布団に入ってきて抱きしめる。

和也「うん…だってせっかくの旅行だから…」

雅紀「ごめん、ごめん。」

彼は俺の上に乗る。

雅紀「俺、ずっと我慢してた。」

和也「えっ?」

雅紀「ニノとこうして旅行が出来て楽しまないとダメでしょ?だから早く夜にならないかな〜って思ってたの。」

和也「もう…」

俺は彼の首に抱きついて、

和也「俺だって…」

続きを言おうとした瞬間、唇を重ねられた。

和也「言えなかった。」

雅紀「それを狙ったの。」

暗くて彼の顔がよくは見えないけど笑っているようにみえた。

彼は唇を重ねる…

和也「んっ…」

優しいキスに俺は体が少し跳ねてしまった。

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