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俺たちは恋人同士

第105章 失声

すると、

ゴク…ゴク…

彼は飲んでくれた。

大丈夫…そう思いながら背中をトントンして飲ませると、

ゴク…ゴク…

飲み続けると彼の力が抜けていくのが分かり腕が落ちる。

もう少し…

俺は深く口づけするように飲ませる。

ゴク…ゴク…

口の中になくなると彼は目を閉じ眠り始めた。

俺はゆっくり彼を寝かせる。

和也「よかった…」

なんとか飲んでくれた…

全部は飲めなかったが俺は残ったものを返しにいった。

先生もひと安心した顔で褒めてくださった。

俺は病室に戻り彼のそばに行き椅子に座った。

彼は落ち着いたかのようにグッスリ眠る。

俺は手を握り彼が目覚めるの待った。

しばらくして彼の目がゆっくり開いた。

和也「あっ、相葉さん?大丈夫?」

彼は小さく頷きニコッと笑った。

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