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俺たちは恋人同士

第105章 失声

彼は起きてノートに書き始める。

雅紀(ニノ、ありがとう。)

和也「体に異変とかない?」

雅紀(大丈夫だよ!)

彼は笑って見せた。

和也「早く声が戻ったらいいのにな…」

俺が言うと彼はまたノートに書く。

雅紀(ニノ、俺は大丈夫だよ。だから笑って?ニノが悲しい顔をすると俺まで悲しくなるよ。)

和也「相葉さん…」

俺が言おうとすると俺の口に人差し指を立ててチュッ…と頬にキスをした。

キスをすると彼はニコッと笑う。

和也「ありがとう…相葉さん…」

俺はギュッと手を握った。

夜が遅くなり彼は眠くなり始める。

和也「相葉さん、寝ていいよ。俺はここにいるから。」

彼はギュッと手を握って笑い目を閉じた。

俺も寝ようにも彼が心配で寝られなかった。

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