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俺たちは恋人同士

第114章 映画館

和也「相葉さん…?」

雅紀「なに?」

和也「手…繋いでもいい…?」

雅紀「やっぱりニノ怖いんだね?」

すると彼はギュッと優しく握ってくれた。

雅紀「怖かったら言ってね?」

和也「うん…」

俺も彼の手を離さないように握った。

そして映画が始まる。

和也「…‼︎」

もう最初から怖くて俺は目を瞑った。

すると彼は俺の肩を抱き寄せて目を手で隠した。

彼なりに気遣ってくれたのだろう…

そして映画が終わった。

和也「やっと終わったね…?」

すると彼は、

雅紀「ニノ…」

和也「ん?なに?」

雅紀「今日家に泊まって…?一緒に寝よ…?」

結局彼は映画を全部見てしまったらしい。

俺は途中から見てなかったけど…

和也「うん…」

俺たちは映画館を出た。

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