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俺たちは恋人同士

第115章 嫌がらせ

雅紀「嫌がらせって言っても嫌なこと言われたりたまに手を出されたりしたくらい…怪我をさせられたとかはなかったけど…」

ニノは何も言わず聞いてくれた。

雅紀「ニノに相談しようか迷ったけど、相談してニノにまで被害がいったら嫌だし…確かにニノが好きな人はいっぱいいるけど…俺が一番じゃないかもしれないとか思ってて…それから…」

和也「分かったから相葉さん。もう大丈夫…」

ニノの手が俺の頬を包んで顔を上げられた。

和也「俺は確かにみんな好きだよ。友達やメンバーに応援してくれるファンみんな好きだよ…でもね、俺はその好きな中でもあなたが一番好きなの。相葉雅紀が一番好きだよ…」

我慢してた涙がまた溢れた…

和也「嫌がらせのことは俺が悪いから…それで別れようとか言わないでね…?」

俺はニノに抱きついた。

雅紀「ヒック…ヒック…」

力いっぱい抱きつくと、

和也「痛い…相葉さん…」

そう言って抱きしめ返してくれた。

離れて俺の頬に手を添えると唇を重ねた。

雅紀「ん…っ…」

和也「話してくれてありがとう…相葉さん…」

雅紀「ニノ…」

俺はそのまま体を倒された。

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