優しい声が聴こえる
第1章 初恋
私の肩を叩いたのは、一番仲のいい友達の綾香(りょうこ)ちゃん!
私達2人共、耳が聞こえません。
私は生れつきだけど、綾香ちゃんは病気で…。
だけど私達は手話で会話します。
綾香『さっきの男の子達って隣の学校でしょ?なにかあったの?』
『ポケットから、生徒手帳が落ちたから拾って渡したの。』
綾香『愛美すごいね!』
『どうして?』
綾香『私達みたいに耳が聞こえない人が、落とし物を落とした相手に渡すなんて…!』
『あっ私そんな事、初めて出来た!自分でも、びっくりだよ(笑)』
綾香『愛美って、いざという時ちゃんとできるんだ!すごいよ!』
私達は、そんな会話のやり取りをしながらも、周りに気を配って歩かなければならない。
いつ、なにが起こるかわからないから…。
でも、これは予想外すぎて逃げる事が出来なかった…私も綾香ちゃんも…。
いきなり現れた男の人に突き飛ばされた。
前から嫌がらせをたびたびしてくる人だった!
倒れた私達の髪を引っ張って車に引きずり込もうとしてる。助けを呼びたくても声の出ない私達は、どうする事もできな……い?
私達は、いつの間にか数人の男の子達に助けてもらっていた。
私達の学校の先生達も真っ青になって走ってきて
先生『大丈夫か?』
私と綾香ちゃんは泣き出してしまい、手話がうまくできない。
先生は、男の子達にお礼を言った。
先生「うちの生徒を助けてくれてありがとう!
名前を教えてくれませんか?」
先生は名前を聞き、メモした。
私達2人共、耳が聞こえません。
私は生れつきだけど、綾香ちゃんは病気で…。
だけど私達は手話で会話します。
綾香『さっきの男の子達って隣の学校でしょ?なにかあったの?』
『ポケットから、生徒手帳が落ちたから拾って渡したの。』
綾香『愛美すごいね!』
『どうして?』
綾香『私達みたいに耳が聞こえない人が、落とし物を落とした相手に渡すなんて…!』
『あっ私そんな事、初めて出来た!自分でも、びっくりだよ(笑)』
綾香『愛美って、いざという時ちゃんとできるんだ!すごいよ!』
私達は、そんな会話のやり取りをしながらも、周りに気を配って歩かなければならない。
いつ、なにが起こるかわからないから…。
でも、これは予想外すぎて逃げる事が出来なかった…私も綾香ちゃんも…。
いきなり現れた男の人に突き飛ばされた。
前から嫌がらせをたびたびしてくる人だった!
倒れた私達の髪を引っ張って車に引きずり込もうとしてる。助けを呼びたくても声の出ない私達は、どうする事もできな……い?
私達は、いつの間にか数人の男の子達に助けてもらっていた。
私達の学校の先生達も真っ青になって走ってきて
先生『大丈夫か?』
私と綾香ちゃんは泣き出してしまい、手話がうまくできない。
先生は、男の子達にお礼を言った。
先生「うちの生徒を助けてくれてありがとう!
名前を教えてくれませんか?」
先生は名前を聞き、メモした。