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ワタシの履歴

第11章 別れ

「…ちょ、待ってよ。どうゆう意味?」

「…」

黙り込む優介に、余計に腹が立つ。

「だって!約束破るからじゃん!」

「…俺、もう約束守れない…」

「なにそれ!だって優介!フラフラしてるじゃん!」
(優介は、皆から可愛いがられていただけで、決して遊び人では無い)

「…俺、フラフラしてるつもりなんて全く無いよ。輝子以外の女の子と会って無かったし、連絡もして無い!」

「だって…」

ちょっと強めな口調の優介に、少し驚いて口どもった。

「輝子が勝手に疑ってただけじゃん。俺の事、信用してなかったんだろ?」

「…」

数秒おいて、優介は言った。

「もう…無理だよ…俺、浮気したし…」

『ー!!?』

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