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ワタシの履歴

第12章 無心

飲み会は楽しかった。

良雄君は恵を前から狙っているってのが分かって、恵はそれを冗談だと思っている感じ。

「だから恵ちゃ~ん!そろそろ付き合うべ!」

「そうだね~!だと、何股目の女になる~?」

「いやいやいや!マジ俺彼女とかいね~し!」

「また~!」

「マジだって!」

という会話、何回してたかな…?(笑)


登君もとても明るくて、話も面白かった。

でも、良雄君とは違って、チャラい感じではなく、ちょっと大人な感じ?

店員さんにお酒を注文するタイミングが絶妙で、何かを探してると、その欲しい物をスっと渡してくれる。
しかもさりげなく。


当時の私は、こんな事でこの人を大人だな~スゴイなぁ~と思った。

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